スムーズに業務を行なうためのポイント!

個人事業主は帳簿をきちんとつける

税務調査は個人事業主であっても、法人化された企業であっても、等しくやってくるものだと考えて差し支えありません。
適切に税金の処理が行われているかをチェックするもので、脱税の疑いがある場合にのみ行われるものではないと知りましょう。
きちんと税理士の先生を顧問について税務処理をしていたとしても、五年から十年に一度程度はやってくるものなのです。

調査においては、さまざまなことが調べられますが、脱税の疑いがないなら、それほど時間もかかりません。
調べられるのは記帳義務がある帳簿が中心なので、きちんと日々経理事務をしておけば何ら問題はないはずです。
過去数年分は遡って調べられますし、帳簿は過去七年分保管しておく必要があります。
これは法律でそう決まっているので、違反をしてはいけないポイントです。

調査の目は、主にあいまいさを残す部分に注がれるのが一般的です。
具体的に言えば、交際費が挙げられます。
きちんと経費として認められるもののみが計上されているかは大きなチェックポイントの一つです。
他にも、売上金額が発生した時期が正しいかどうかをよくチェックされます。
決算時期を超えて間違って計上してしまっていると、修正申告を迫られることとなります。
悪質でないミスなら、修正申告をするだけで脱税にはなりません。
何か間違いを指摘されれば、大人しく修正をして申告し直すだけで問題はクリアとなります。
むしろ、ミスを修正する重要な機会だと捉えるべきです