スムーズに業務を行なうためのポイント!

フリーのエンジニアが配慮すべき契約内容

フリーランスのエンジニアが仕事をする上で心得ておくべき点に、業務上の契約が挙げられます。
個人で仕事を請け負う際には、法的に有効な契約書を作成し、その契約内容に沿って仕事を請け負う事が必須です。
契約内容に盛り込むべき要素としては、金銭的な項目が重要になりますが、その他にも納期や制作物の著作権、メンテナンスに関連する項目も含めなければなりません。
これはクライアントからのクレームを回避する上でも重要な項目とされます。

金銭的な面で重要な項目としては、着手金の有無が挙げられます。
これは複数回のミーティングを重ね、ある程度のプランを練った後に仕事をキャンセルされてしまう事で大きなロスに繋がる為です。
よって、時間と労力を無駄にしないためにも、トータルコストの一定の割を着手金として請求する事が重要になるでしょう。
且つ、契約書にはクライアント側の権利を保障する要綱を含む事が重要です。
一般的には、著作権がクライアントに移行することを明記しなければならず、初期のトラブルはエンジニアが責任をもって対応する事を記載する事が大切です。

これらの重要事項を盛り込んだ契約書を作成した上で仕事に取り組む事で、クライアントからの信頼を得ることが出来ます。
更に、契約内容にはクライアント側の機密情報を洩らさないことを記載する事が不可欠です。
クライアントが不利益を被ることがないように配慮する事で、フリーランスでも信頼性の高いエンジニアとして認められるでしょう。